外壁塗装とは

目的は、雨水等侵入防ぎ家の寿命を伸ばすこと!

Purpose of painting works
家を新築された際、メーカーから渡されたメンテナンスの冊子で、10年~15年で塗装の塗り直しが必要になる記載をご覧になられた方も多いことでしょう。でも、なぜメンテナンスの一環として塗装の塗り直しが必要になるのでしょうか。

 
「美観を保つため」。もちろんそれも理由のひとつですが、それ以上に塗装の大切な役割は家を防水して寿命を伸ばすことなのです。風雨や太陽の紫外線にさらされ続ける外壁や屋根は、壁や目地のひび割れ、塗膜が取れるなど経年劣化を起こします。これらをこのまま放置しておくと、壁や屋根の内部に雨水が浸み込み、下地を腐らせてしまうことにもなりかねません。塗装を塗り直すことで、これらの事態を防ぐことができるのです。


 

状態ライフプランに合わせて適切な塗料を選定。

Kind of painting works
塗装の種類は、塗料のグレードによって決まるといっても過言ではありません。この塗料には、中に入れる樹脂によって大きく分けて4つの種類があり、それぞれに特徴があります。どの塗料を選ぶかでコストが大きく違ってくるので、家の状態やライフプランに合わせて適切な塗料を選ぶことが大切です。

塗装の主な種類

アクリル 

少し前までは、標準の塗料でした。4つの中で最も安価ですが、耐用年数が約5年~8年と他の塗料に比べて短くなっています。

ウレタン 

価格と耐用年数のバランスの良さから、歴史のある業者さんがよく使用している塗料です。耐用年数がアクリルより長く約10年になっています。

シリコン 

シリコンを含有し、汚れにくさと耐久性を両立させた塗料で、耐用年数も約13年と長いことから、最近使われることが多くなっています。

フッ素 

多方面で活躍するフッ素を含有した塗料です。耐用年数が15年以上と言われ、耐久性に優れていますが、まだまだ価格が高いことが欠点です。


価格だけではない業者選び成功のポイント

Point of success
塗装のリフォームで成功するためのポイントは、見積りの価格だけで業者を選ばないことです。価格が安いに越したことはありませんが、だからと言って内容を吟味しないで決めてしまうと、後悔することにもなりかねません。例えば、下地の処理をしっかりしないと、2、3年で塗装が剥げてしまうといったケースもよくあることです。業者を選ぶポイントとしては、次の「現地調査」「詳細な見積もり」「直接施工」「丁寧な説明」「技術力」の5点を挙げたいと思います。

 

業者選びのポイント

現地調査

適切な塗装工事を行うためには、事前の現地調査が欠かせません。なかには、電話や訪問営業だけで見積りを行う業者もあるようですが、オススメできません。必ずプロの目で現地調査をしてくれる業者を選びましょう。
 

直接施工

家を建てたメーカーや営業会社に仕事を依頼すると、実際の工事費用のほかに依頼した会社へのマージンが発生します。これに対して、直接施工の工事会社に依頼すれば、余計なコストを省くことができます。
 

詳細な見積もり

見積書を提出する際、一式の金額だけを提示する業者もあるようですが、これもオススメできない業者です。作業内容や塗装面積などをきめ細かく記載した見積書を提出してくれる業者であれば、法外な追加料金を請求されることもありません。
 

丁寧な説明

提出された見積書をもとに、詳細な説明を受けることも大切です。素人だからと言って気兼ねしていると、後悔のもとです。よい業者であれば、わかりやすく説明してくれるもの。また、項目で下地処理をしっかりしてくれるかどうかもチェックしてください。
 

技術力

技術力といっても、業界を知らない皆さんには判断が難しいかもしれません。そんなとき、技術力のひとつの証明になるのが、国家資格である建築塗装技能士です。1級建築塗装技能士の資格を持っていれば、技術的に信頼できる業者だと判断できるでしょう。
 

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